サーベルベルグ - ウィッタユ通りの宝石
街路樹が並ぶウィッタユ通り。
オークラホテルから南へ、車のライトに急かされながら向かうは
Oriental Residence内のSavelbergさん。
本国でも4つの星付きレストランを持つオランダ人シェフ・Savelberg氏の名前を冠したこちらのレストランは2015年にオープンしたそう。
2018年、ミシュラン・バンコク版がスタートしたその年から連続で星を獲得している実力店。
バンコクは日本食やイタリアンが多く、本格的なフレンチをいただけるお店は少ないため胸が高まります。
暖かなオレンジのライトに照らされたガラス張りの店内に足を踏み入れると
スタッフの方が優しい笑顔と丁寧なワイで迎えてくれました。
コロナ期間ということもあって体温測定・アルコール消毒をし
ウィッタユ通りを臨む窓際の席へ。
コースは3種類。
ディナーに4コースから用意されているのはフレンチレストランでは珍しい。
6コースでも十分満足できそうに思いましたが、大好きなキャビアに惹かれ8コースに。
*通常はワインペアリングがあるようですが、この日は残念ながら用意がないとのことでハウスワインで赤白をいただきました。
コースに入る前にアミューズが3つ。
楽しいアミューズの連続に期待が高まる中、コースのはじまり。
1品目:キャビア
彩りが可愛らしく食べるのが勿体ないほど。真珠のキャビアスプーンでいただきます。
2品目:ロブスター
ディルの爽やかな香りと鮮やかなグリーンの色合いが夏らしい一品。
3品目:手長エビのブイヤベース
エビが続きますが、爽やかな2品目とは対照的な濃厚なスープの登場。
4品目:シタビラメのソテー
暖かなスープに続き、お魚料理へ。堂々とキャビアの冠を載せて。
5品目:フォアグラのソテー
バルサミコ酢ソースが定番のフォアグラが、ソースなしでフレッシュな果実を携えて。
6品目:ホロホロ鳥のソテー
最後のメイン、お肉料理はホロホロ鳥。初めていただくお肉の種類。アラカルトメニューにハトのお肉のメニューもあり、珍しい食材も得意なシェフのようです。
7品目:チーズプレート
お口直し:ラズベリーソルベ
ソルベがコースの終わりに出るのは珍しいですが、プリデザートと説明がありこのお店ではこのタイミングなのでしょう。
8品目:チョコレートミルフィーユ
チョコとラズベリーの間違いない組み合わせは甘くて酸っぱくて恋の味がする気がする。紅茶(コース外)と共にいただきました。
お食事の美味しさもさることながら、ホスピタリティも高いこちらのレストラン。
スタッフさん達が終始目をかけてくださり、とても気持ちよくお食事をいただけました。
2時間でコースを食べ終わり、お会計は2人でTHB15,000ほどでした。
(コースx2、ワイン3杯、ビール1杯、ペリエ1本、ノンアルコールドリンク1杯+VAT&サービスチャージ)
大好きなキャビアや珍しい食材との出会い。
めくるめくフレンチの世界に心地よく胸もお腹も満たされ、大満足で街路樹の中を歩いて帰ったのでした。
今日も素敵なお食事をいただける幸せを噛みしめて。
Mary.
<レストラン詳細>
Savelberg(サーベルベルグ)
ミシュラン:星1つ
個室:あり
営業時間:月曜ー土曜(ランチ:12pm-2pm / ディナー:6pm-10pm)*日曜定休
電話:02 252 8001
予約:http://www.savelbergth.com/reservation/
HP:http://www.savelbergth.com/
場所:ウィッタユ通りオールシーズンズ向い
次はバンコクで唯一星付きのお寿司屋さんへ。